ここから本文です。

平成18年(2006年)第1回定例会 陳情第8号

陳情文書表
陳情第8号

1 平成18年2月20日受理
1 工事の地元発注に関する陳情
1 要旨 別紙のとおり
1 陳情者住所氏名 長沼町中央南1丁目3番11号
長沼町建設業協会
会長 平田昌之 他13名

平成18年3月16日提出
長沼町議会議長 駒谷 広栄
 
要旨
謹んで長沼町建設業協会の育成に広く本町の関係各位の温かいご指導とご支援に特段の御高配を賜りますよう陳情申し上げます。

顧みますと、ほぼ5年半にわたるわが国経済は、景気の後退を経過しつつ新しい2006年を迎えることとなり、又その局面が今なお続き、北海道経済も個人消費は依然低迷を続け、設備投資もその回復が大きく遅れ、景気は終始減速の傾向で推移しています。
翻って本町の建設業界にとりましては幸いにも、公共事業は引き続き堅調を維持しているものの、期待していた住宅建設投資が依然として伸び悩み、又一方、農業を取巻く非常に厳しい情勢のなかで、民間建設工事の低迷により、建設総投資は前々年に引き続きかなり厳しいものがあります。人材の確保や労働時間の短縮、企業経営の安定と雇用の場の確保、労働条件の維持、労働災害の防止など大きな問題が顕在化する中で、私共はこの1年業界の結束と相互信頼による協調のもとに本町経済の下支え役として懸命な努力を続けてまいりました。

このような情勢の中にあって当協会は、本町の協会会員及びその企業とともに業界意識の高揚のもと、受注の確保にたゆまざる努力を重ねて参りました。

北海道経済についてみれば、幾分明るさがみられるものの、先行き不透明なものがあって、景気回復にむけてのテンポはかなり緩やかなものになる情勢にあります。
長沼町建設業協会といたしましては、建設業工事量の増大確保を最大の課題として取り組み、活力と魅力にあふれた建設産業づくりのため、構造改革にかかる諸施策にさらに意欲的に取り組み、かつ独禁法の遵守と暴力団の徹底排除など業界論理の確保をはかりつつ、産業界の近代化、合理化の進みに遅れをとらぬようにつとめ社会の付託に応える決意を新たにしているところであります。
本町の進展を背負う経済団体の一つとして、いっそう各業界団体と連携を密にし、本町の担う使命に向かい、かつ建設業界の社会的責務の重大さに思いをいたし、本町における社会資本の充実に貢献してまいる所存であります。
ここに、本町を始めとして各発注機関を更に広く関係各位の温かいご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

新たに迎えた平成18年でありますが、一刻も早く景気の低迷感を払拭し、本格的な回復に向かうことを期待すると共に、明るく活力溢れる未来への展望を切り拓いていくことを建設業者並びにその関係者が等しく切望しているところであります。
然しながら私ども町内建設業者は、企業責任を果たすため安心安全で効率の高い郷土の基盤作りを基本に、従前にもまして取り組むため、当協会では技術力を持つ人材や企業が適切な競争環境の中で誇りを持って活動し、経済団体として豊かな社会の実現に貢献すべく会員企業全員が一致団結し、地域に根ざす基幹産業として、激動の時代の変化に迅速かつ適切に対応し得るよう決意を新たにしております。
工事の標準計画更に通年施工の実現など、私たち町内建設業者の育成要望を始め、これまで同様に温かいご支援をお願い申し上げますと共に企業経営のあり方、技術向上等につきましてご指導ご教示を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

又、通年雇用で雇用安定を図る上でも、長沼町にて目下計画策定中の諸工事につきましては、私ども建設業者においても非常に期待を寄せている処であります。
本年度の諸工事の発注に際しまして優先的に本町建設業者を主軸に、早期発注を含め適期の施工の実現をさせて下さいますよう、ここに謹んで陳情申し上げます。

何卒特段のご詮議とご配慮をいただき、ご指名下さいますよう伏してお願い申し上げます。

お問い合わせ

議会事務局
〒069-1392
北海道夕張郡長沼町中央北1丁目1番1号
電話:0123-88-0889
FAX:0123-88-1284
メールでのお問い合わせはこちらから

本文ここまで

ここからフッターメニュー

TOP