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長沼町長

あけましておめでとうございます。

平成31年の輝かしい新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。

皆様には日頃より、町政の推進に対し、深いご理解と温かいご協力を賜り、心から厚くお礼申し上げます。

昨年を振り返りますと、9月4日から5日にかけて、台風21号が北海道に接近し、気象庁によりますと、本町では観測史上1位を更新する日最大瞬間風速29.6m/sを観測し、町が単独で設置している西長沼の観測地点では、最大瞬間風速41.3m/sを観測しました。全町的に停電したほか、町内各地で多くの倒木が発生、また、農業用ビニールハウスの倒壊など、本町は大きな被害に見舞われました。

台風被害による復旧作業もままならぬ中、9月6日未明に、胆振東部地震が発生し、北海道全域295万戸が停電となる大規模停電(ブラックアウト)が発生しました。過去に経験のない事態に北海道の経済、物流は停止し、住民生活に大きな影響を及ぼしました。

被害に遭われた皆様に、謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。本町では、今回の災害を経験し、この反省を踏まえ、さらなる防災体制の強化を図ってまいります。

本町と姉妹都市であります奥州市出身の米大リーグ・エンゼルス所属大谷翔平選手の絵が、11月1日から3日開催の長沼町民文化祭で展示されました。大谷選手の作品は、水沢市(現奥州市)の市立姉体(あねたい)小学校1年生だった2001年に描いたもので、姉妹都市の児童作品交流で本町に送られ、保管されていたものを、今回初めて一般公開しました。

この公開は、テレビや新聞で大きく報じられ、町内外から多くの皆様が来場し、同時に開催された奥州市物産展と合わせて大盛況となりました。大谷選手は、右肘手術影響で、来季は打者としての出場が見込まれておりますが、活躍を大いに期待いたすものであります。

長沼町では、平成28年から「タンチョウも住めるまちづくり」に取り組んでいます。昨年は、舞鶴遊水地で4月から12月までに、3羽のタンチョウが確認されました。このような環境の中、舞鶴遊水地では、長沼中央小学校5年生が「総合的な学習の時間」で環境教育を実践するなど、遊水地の利活用が進んでおります。

農業関係では、6月から7月にかけての低温や日照不足、長雨などの影響により、水稲の作況指数は87となり、平成21年以来9年ぶりの「不良」となりました。収量は厳しい結果でしたが、その中でも「米の館」受入実績の一等米比率は99%と高水準を維持し、営農技術の高さを示すこととなりました。

我が国の農業を取り巻く情勢は、関税削減や輸入枠拡大により、農業をはじめ地域経済への大きな影響が懸念されるところであります。こうした懸念に対する丁寧な説明と、農林水産業振興及び地域活力維持のために必要な対策を、関係機関と連携し、政府に求めてまいります。

さて、現在、我が国においては、急速な少子高齢化と地方の人口減少が深刻な課題となっており、国を挙げて地方創生に取り組んでおります。本町においても、子どもを安心して産み、育てられる環境の充実を図っており、まもなく児童館が完成いたしますので、大いに活用されますようお願いいたします。

本年も、子育て支援や雇用の創出等の施策に積極的に取り組み、第五期長沼町総合振興計画において目標に掲げた「ひと・緑がかがやく田園と交流のまち」の創造を目指してまいりますので、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

皆様にとりまして、本年が幸多き素晴らしい年でありますことを心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。