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長沼町の歴史・昭和11年~昭和20年(1936年~1945年)

昭和11年(1936年)

  • 小史 新夕張川通水、開村40周年(独立戸長役場設置以来)両祝賀会、開村以来の盛事となる。
  • 8月17日 新夕張川通水式行う。(江別)
  • 9月20日 舞鶴橋竣工式行う。
  • 9月 吉川鉄之助の胸像役場前に建立する。
  • 10月4日 新夕張川通水後最初の豪雨で夕張川はん濫したが完全流下し利水効果は顕著であった。
  • 11月3日 開村40年記念及び治水完成祝賀会挙行する。
  • 昨年より工事中の運河拡幅工事8,380メートル終了する。
  • 農家戸数自作20、自小作231、小作1,005戸、水田5,388町、畑3,477町。

昭和12年(1937年)

  • 小史 夕張川切替により米収穫10万石に迫る。水害除去により西南未開地原野開拓はじまる。
  • 小史 支那事変発生により、7月中70余名に召集令状下り戦時色濃くなる。
  • 小史 田5,424町歩、収穫うる米67,743石、もち米28,545石、2,532,033円。
  • 小史 畑3,483町歩、作付面積の多いもの(大豆1,120町歩)、金額866,680円。
  • 小史 大正11年以来継続請願中の区裁判所長長沼出張所解説される。(10月1日)
  • 小史 戸籍簿を3年計画で整備着手する。

昭和13年(1938年)

  • 農作物、春季順調、初夏やや冷温、7月10日以降8月下旬まで晴天続き降雨なく、水田一時干害あるも、田、畑共平年作、かつ、西南部の増加により10万石を突破、11月下旬降雪により一部乾燥不十分のため品質低下する。
  • 水田5,787町4反、畑3,596町8反。
  • 長沼尋常高等小学校現校舎建築以来16年を経て腐朽甚しく改築中。
  • 夕張川切替により西長沼の農家増加し、新しく第六小学校を新築中。
  • 市町村制発布50年式典を行う。

昭和14年(1939年)

  • 小史 米産11万石を超え、畑作も平年作、かつ価格高により本村史上最も景気盛んとなる。水田5,896町、畑3,596町。
  • 小史 道路現況、道路法によるもの15線延長320キロ余、主要修繕延長約180キロ。
  • 小史 長沼第六小学校新築、開設する。

昭和15年(1940年)

  • 村行政は紀元2600年の祝賀年を讃えながらも、物資の需給、銃後の後援、生産物の拡充の3点を重点として進められたが、気温順調でなく凶作かつ稲熱病がまんえんなどの被害をうけた。
  • 本年水田面積6,000町歩に達する。

昭和16年(1941年)

  • 冷害大凶作、10月14日みぞれまじりの雪降る。
  • 各小学校を国民学校と改称される。
  • 北海道殖産銀行長沼支店が北海道拓殖銀行長沼支店となる。
  • 市街地援農隊大勢が毎朝役場前に集合し出征家族の田植、草取、収穫に隊伍を組んで出発する。
  • 千歳川橋架橋され、札幌~夕張線全線開通する。
  • 全国学生義勇軍大学排水を掘削する。

昭和17年(1942年)

  • 戦時色濃厚となり、農業、商業等各種の合同整備進められる。
  • 前年学則改正により小学校は国民学校と改称され義務教育8年制としその実施は昭和19年からとしたが実際は行われず終戦を迎える。
  • 長沼信販購買利用組合、同上長沼、同幌内の村内3組合は国家の要請に応え1町村1組合のため各解散し7月20日合併する。
  • 辻村もと子小説「馬追原野」を発表する。

昭和18年(1943年)

  • アッツ島をはじめ本村出征兵の戦死者20人を超え激烈な戦局は村政や村民の生活に大きな影響を与える。
  • 小売業の整備進められ、市街地は火の消えたように寂しくなる。
  • 吉川鉄之助の胸像戦争資材として応召される。

昭和19年(1944年)

  • 村役場職員定員、書記12名、書記補8名、技手2名と定数変更議決する。
  • 土木現業所長沼派出所誘致のため基本財産2万5千円を支消して土地及び建物を買収する。(現、中央区、誘致成功してこの年設置される)
  • 開村50年祭行う。(明治28年(1895年)独立戸長役場設置以来)(11月3日)
  • 長沼産業組合を長沼農業会と改める。(2月28日)

昭和20年(1945年)

  • 太平洋戦争降伏終戦により復員兵帰郷はじまる。
  • 大凶作により都市から食糧買出人多数入る。(物物交換経済はじまる)
  • 村内人口で米横流しの監視が行われる。
  • 軍用物資ひそかに村内に流れ、メチール飲用による死亡者が出る。

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